学校トピックス

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第3学期終業式

 3月15日(火)に第3学期終業式が行われました。今年度も新型コロナに振り回された1年となり、終業式も放送により実施されました。校長先生からは以下の講話がありました。 

・感染対策として、よく考えて行動することが大事である。「新型コロナ感染対策家庭内総点検チェックリスト」を使って家族で総点検をしてほしい。
・震災から11年、1年生は遠足で、2年生は修学旅行で被災地を訪問した。命や日常の尊さに向き合った気持ちを持ち続け、風化させないように自らが語り部となってほしい。
・世界では今、心が痛む映像が流れ、どうしたら平和になるのか考えさせられる。人間力を高め、平和の作り手になってほしい。
・4月からは新しい役割、立場、肩書となる。声がかかった時には快く引き受けてほしい。「頼まれごとは試されごと」。相手の予測を上回る結果を出せば、皆が喜び、頼られるようになる。そして楽しくなり自信になるという好循環が生まれる。頼まれることはチャンスととらえよう。
・新年度は一致団結して松工としての有終の美を飾ろう。

 第1学期始業式は4月8日(金)です。3月30日(水)には離任式が予定されています。春季休業中は十分な感染対策を行うのはもちろん、この1年をしっかり振り返り、新たな心構えで新年度を迎えてほしいと思います。

第58回卒業式

 3月1日(火)、二本松市民会館において卒業式が挙行されました。まん延防止等重点措置期間中のため、残念ながら来賓の招待は行わず、在校生の参加も送辞代表者のみの開催となりました。
 118名の卒業生へ卒業証書が授与された後、佐藤正道校長より、様々な制約の下でも何事も全力で取り組んだ3年間の姿を称え、今後もものづくりの見方・考え方を生かして常に新しい目標に挑戦し、そして感謝の気持ちを忘れないようにとの式辞がありました。
 在校生を代表して生徒会長の佐藤拓海君が卒業生への感謝の気持ちを送辞で延べ、卒業生を代表して前生徒会長の渡邊力斗君が、友人や先生方そして保護者へ感謝の思いと、在校生はしっかり伝統を受け継いでほしいと答辞を述べました。
 前日の表彰式では、こちらも卒業生のみの実施となりましたが、終了後のホームルーム中に野球部生徒が中庭テニスコートから、卒業生、3学年担任へ熱いエールを送る感動的なサプライズがありました。
 卒業生はこの3年間で大きな成長を遂げました。卒業式で見られた数多くの涙が、学校生活の充実ぶりを表しているようでした。新たな職場や学校でこの学校で培った松工魂を大いに発揮してくれることでしょう。

生徒作品ディスプレイ

 工業高校生は、専門科目の授業である「実習」や「課題研究」等で様々な作品を製作しており、松工でも3科それぞれで特色あるものづくりに取り組んでいます。
 来校されるお客様や保護者の方々にも具体的な製作作品や研究の成果を見ていただけるように、常設の展示スペースを設けました。場所は1階事務室前と2階校長室横の2カ所です。また、実習棟の廊下にも各科で作品の展示や情報の紹介をしています。ぜひ来校された際にゆっくり御覧ください。

校長室横
校長室横 校長室横 事務室前
実習棟1階 実習棟2階 実習棟1階

令和3年度「第13回課題研究発表会」

 工業高校で学ぶ知識や技術を活かしたものづくりの成果を発表する、3年間の総決算「課題研究発表会」が、1月14日(金)に二本松市民会館で実施されました。
 各学科内での発表会を経て6班の代表によるプレゼンテーションで、学科の特長をふまえた研究、創意工夫やトライ&エラーを経ての製作、企業や幼稚園など地域との連携、今回のテーマでもあるSDGsの視点を意識した取り組みなど、幅広い視点のもとで工夫された実演や演出が見られました。
 3年生の皆さんは、実社会に出てからも即戦力として活躍できるスキルを身につけていることが実感できる素晴らしい発表でした。1・2年生も今後の学習に向けて意欲を高めるきっかけになったと思います。発表内容はプレゼン順に以下の通りです。

都市システム科
「構造物を後世に残していくためにすること~校舎の⾧寿命化への提案~」
 (※イノベーション人材育成事業)

情報システム科
「ゲーム制作」
機械システム科
「半自動たこ焼き機の製作」
都市システム科
「子供達の成⾧への1ピース~玩具を使った防災教育~」
情報システム科
「LEDでイルミネーション~人材育成事業~」
 (※イノベーション人材育成事業)

機械システム科
「ピンボールマシンの製作」


なお、発表内容の詳細はこちらをご覧ください。
https://nihonmatsu-th.fcs.ed.jp/wysiwyg/file/download/1/882