学校トピックス

学校トピックス

松工閉校式

 3月16日(木)、賞状伝達式、第3学期終業式に続いて閉校式が行われました。
 佐藤正道校長より、草創期から60年間の輝かしい歴史に対する感謝と、その間に培った伝統や松工スピリッツを、松工の校歌、校訓とともに今後も胸に刻んで持ち続けてほしいとの式辞がありました。その後あいさつとして、丹治茂雄同窓会会長から、二期生として在籍した御自身の苦労やその後の学校の発展の経緯が、また、牛坂ひとみ父母と教師の会副会長から、4月から両校の伝統を受け継いでの二本松実業高校への期待がそれぞれ述べられ、生徒を代表して生徒会長の佐々木倖汰君が、今後変わること変わらないことを踏まえながら、新二本松実業高校を創り上げていく決意を述べました。
 最後に生徒会長から校長先生へ校旗が返納され、全員で60年間歌い継がれた校歌をかみしめて終了しました。
 この60年間で松工に携われたすべての方に感謝しながら、この輝かしい伝統と精神を二本松実業高校に受け継いでまいります。

 

第59回卒業式

 3月1日(水)、二本松市民会館において松工として最後となる第59回卒業式が挙行されました。
 95名の卒業生へ卒業証書が授与された後、佐藤正道校長より、様々な制約の下でも何事も全力で取り組んだ3年間の姿を称え、常に新しい目標に「挑戦」し、そして「感謝」の気持ちを忘れないようにとの式辞がありました。また、県議会議長代理の高宮光敏県議、二本松市の三保恵一市長、父母と教師の会の上松桂子会長、同窓会の丹治茂雄会長より祝辞を賜りました。
 在校生を代表して生徒会長の佐々木倖汰君が、卒業生への感謝の気持ちを送辞で延べ、卒業生を代表して前生徒会長の佐藤拓海君が、友人や先生方そして保護者へ感謝の思いとともに、二本松実業高校への期待の気持ちを答辞として述べました。
 卒業生は正に新型コロナの流行初期に入学し、様々な行事の中止や変更など振り回された3年間でしたが、不安な気持ちや戸惑い、不便さを跳ね返し大きな成長を遂げました。入学式への参加が叶わなかった保護者の皆さんの感極まった表情や、例年以上に遅くまで別れを惜しんでいる卒業生の姿が印象的でした。この学校で培った松工スピリッツを新たな環境で大いに発揮してください!

ロボットアイデア甲子園 全国2位に輝く!

2023年1月28日に大阪工業大学にて行われたロボットアイデア甲子園全国大会に出場した、

本校情報システム科2年の菊地和奏さんが「準優秀賞」を受賞しました!

 

ロボットアイデア甲子園とは、「こんなロボットがあれば世の中がもっと便利になるだろう」というロボットのアイデアを考案し発表する大会です。

菊地さんは、海洋ごみが浜辺に流れ着く問題から、自分で分別しながらごみ回収を行うロボットを考案しました。

 

全国大会では全国各地の地方大会を勝ち進んだ25名の学生が集まり、考案したアイデアをプレゼンしていきます。

はじめに一次審査として80秒のポスターセッションがあり、そこから選ばれた10名が最終審査に進出します。

最終審査では、パワーポイントを用いて5分間のプレゼンテーションを行い、その後に審査員からの質疑応答がありました。

審査のポイントは、発表資料やプレゼンの様子、質疑応答の正確さ、アイデアとビジネスの関係など、多くの審査基準が設けられています。菊地さんは当日の発表の素晴らしさはもちろんのこと、アイデアでも多くの面で高評価をいただき、準優秀賞に輝きました。

 

以下に菊地さんのコメントを紹介します。

「私は、せっかく工業高校に入ったのだから工業高校らしいことがしてみたいと思ってロボットアイデア甲子園に参加しました。東北大会で最優秀賞を受賞して全国大会出場が決まったとき、受賞の喜びと同時に自分のアイデアが通用するのかという不安も感じました。特に、ロボットを動かす機構上の仕組みとロボット販売によるビジネスモデルの考案が非常に難しく、何度も先生と相談しながら準備を進めました。発表練習は一日に何度も行い、抑揚のつけ方、間の取り方、声色の変化などを重点的に練習しました。

 大会当日は、ほかの参加者の堂々とした発表を聞いてすごく緊張しました。しかし、自分のやってきたことに自信を持って臨み、練習の成果を出し切ることができました。準優秀賞で自分の名前が呼ばれた瞬間、これまでやってきたことは間違いじゃなかったと強く思いました。

 ロボットアイデア甲子園を通じて、プレゼンテーションの楽しさや可能性を体感しました。今年の8月には次年度の大会が始まっていきます。私が体験したことを生かして次に挑戦する人には頑張ってほしいです。

 最後に、今回の大会に参加するにあたり、指導してくれた先生をはじめ、多くの先生方や友人、家族の協力があったからこそ、全国2位という結果を残すことができました。本当にありがとうございました。」

第14回課題研究発表会

 1月17日(火)、工業高校で学ぶ知識や技術を活かしたものづくりの成果を発表する「課題研究発表会」が、御来賓、3学年保護者を招待して二本松市民会館で実施されました。
 各学科内での発表会を経て6つの代表による発表でしたが、今回は例年以上にSDGsの視点、大学・企業・地域との共同研究、学科間連携、松工60周年、2年計画での研究などが目立つ内容でした。また、動画をふんだんに取り入れ、大変わかりやすい素晴らしいプレゼンテーションだったと思います。ポスター・パンフレット制作、準備、司会など運営面でも生徒が主体的に取り組みました。
 3年生の皆さんは、1年間取り組んできた課題研究で培った実践力や実現力を、実社会に出てからも発揮してくれると思います。1・2年生も、来年度以降二本松実業高校として意欲も新たに取り組めるきっかけになったと思います。日本大学工学部の先生からも賞賛と期待の講評をいただきました。
 なお、課題テーマは発表順に以下のとおりです。

都市システム科
 「都市システム科の魅力発信~インフラを知ろう~」
情報システム科
 「マイコンカー製作」
機械システム科
 「鋳造による交渉の製作」
情報システム科
 「松工ライティングボックス~福島サンケン㈱との共同課題研究~」(※イノベーション人材育成事業)
機械システム科
 「バイクのレストア」
都市システム科
 「車両進入防止・雨水利用に関する中間発表」(※イノベーション人材育成事業)

 

第3学期始業式

 1月12日(木)、生徒会役員退任式・認証式と第3学期始業式が実施されました。始業式の中で校長先生からは以下の講話がありました。

「ウエルビーイング(well-being)」
 2学期終業式で話した「ウエルビーイング」(身体的・精神的・社会的に良好な状態)とは何かを改めて考えたときに、
 ・人間関係が良好であること
 ・何かにのめりこみ自己表現ができること
 ・プラス思考で考えられること
の3点があげられると思う。にこにこ、わくわく、のびのび、いきいきと過ごしていれば、これらにつながっていく。3学期も人間的な成長を期待している。

 3学期は各学年締めの時期であるとともに、「松工」としても最後の3か月となります。卒業式、終業式、閉校式へ向け、well-beingを意識した過ごし方をしてほしいと思います。

令和4年度 第14回二本松工業高校公開課題研究発表会

第14回二本松工業高校公開課題研究発表会案内 ⇒ 第14回公開課題研究案内.pdf

〇保護者の方のご観覧は感染防止のため、3年生の保護者に限定させていただきます。

〇温かい服装でお越しください。

〇新型コロナウイルス感染状況を考慮し、観覧を中止させていただく場合があります。

 その際は、1月11日(水)までに本校ホームページでお知らせします。

                 

    本発表会は、予定どおり実施します。温かい服装でお越しください。

〇ポスター制作は、情報システム科1年 二階堂翔和さん

第2学期終業式

 12月21日(水)、賞状伝達式と第2学期終業式が実施されました。2学期中の各種表彰の後、終業式の中で校長先生からは以下の講話がありました。

「資格取得」
 先日ある企業の方が、「就職後資格を取ることでやる気が出て、それが自信につながった。ただ、働きながらの資格取得は大変で、高校生は在学中にチャレンジしてほしい」と力説していた。年度末までにまだまだ取得の機会があるので、3年生は卒業まであと一つ、1・2年生はジュニアマイスターを目指しチャレンジしてほしい。

「ウエルビーイング(well-being)と心のメンテナンス」
 「SDGs」や「デジタルトランスフォーメーション」などカタカナ用語が増え、最近は特に「ウエルビーイング」という言葉が流行っている。「身体的・精神的・社会的に良好な状態」を表す言葉で、逆は不安や悩み、心配事がある状態である。それらの要素を取り除くには心のメンテナンスが必要であり、その際には信頼できる人に話を聞いてもらい、一人で抱え込まないようにしてほしい。

 

 1月12日(木)に第3学期始業式があります。冬休み中に学習や心のメンテナンスをしっかり行い、3学期には、3年生は新たな舞台へ向けて、1・2年生は二本松実業高校開校へ向けての良い準備をしてほしいと思います。

創立60周年記念式典

 11月5日(土)に、創立60周年記念式典が二本松市民会館で開催されました。

 佐藤正道校長より「松工スピリッツとものづくり魂は今後も受け継がれ、未来を切り開いていく」との式辞と、大村雅恵県教育委員、丹治茂雄実行委員長より、開校以来の本校教育活動に対するお礼と感謝の挨拶がありました。また、来賓として二本松市長の三保恵一様、福島県高等学校長協会副会長の佐藤弘樹様より御祝辞をいただき、生徒会長の佐藤拓海君が生徒を代表して挨拶を述べました。

 今回の式典では、司会や会場準備のほか、市民会館スタッフの皆様の御厚意と御協力により、照明や音響などの演出操作も生徒が主体となって行いました。生徒有志により行われたオープニングセレモニーでは、本校草創期の状況や当時の生徒たちの苦労を「松工誕生ヒストリー」と題したユーモアを交えたリーディング劇で披露し、大変好評を博しました。なお、遠くからの固定カメラになりますが、この劇の撮影動画を近日公開予定です。

 来年度からは統合校「二本松実業高等学校」として新たな歴史を刻んでいきますので、引き続き御支援と御協力をお願いします。

   

1年生 遠足

1学年の遠足では、日本三景に数えられる松島とイオンモール名取に行きました。

午前の松島散策では天候にも恵まれ、海面に反射する太陽がキラキラと輝き、とても綺麗でした。

 

 

 

 

 

 

午後のイオンモール名取では、それぞれ自由にショッピングや飲食を楽しみました。

中には両手いっぱいにお土産や荷物を持つ生徒もおり、有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。

3年生 遠足

10月27日(木)に3年生は仙台方面に遠足へ行ってきました。

午前は『仙台泉プレミアムアウトレットパーク』で買い物を楽しみました。

3年1組

 

午後は『仙台駅周辺』を散策しました。 

天気にも恵まれ、楽しい1日を過ごすことができました。

修学旅行団 解団

 学校に無事到着しました。今回の修学旅行では、大きな事故もなく、天候にも恵まれ生徒たちは思い出に残る修学旅行になったことと思います。また、今回の旅行では、北海道、青森に行き、その地域の文化や歴史に触れることで視野を広げ、団体行動を通して協調性を養うことができました。これからの学校生活や部活動等に生かしてください。

 最後に添乗員さんを始め、現地のバスガイドさんや運転手さん、ホテルのスタッフ、この修学旅行を成功に導くために、協力頂いた方々に感謝致します。本当にありがとうございました。また、保護者の皆様、今回の旅行にあたり送迎等ご協力いただきありがとうございました。二年生は明日代休になり、金曜日から登校となります。生徒の皆さんはゆっくり休んでください。

修学旅行最終日 No.4

 

 海鮮丼を美味しくいただき、現在はバスで東北道を南下して爆走しています。

修学旅行最終日 No.3

 先ほど、八食センターで昼食(海鮮丼)を食べて青森をあとにして、福島に向けて出発しました。

修学旅行最終日 No.2

 三沢航空科学館に到着しました。日本の航空史や科学を楽しく学ぶことができる施設です。生徒達は興味深く、施設を見学しています。

修学旅行最終日 No.1

 おはようございます。 いよいよ修学旅行も最終日を向かえました。本日も天候は晴れとなっております。生徒たちは疲れも見せず、全員元気です。

 本日の予定は、午前中「県立三沢航空科学館」を見学後、八戸市内の「八食センター」で昼食を食べてから二本松へ向かいます。学校到着は19時40分を予定しています。最終日も事故なく、安全に良い旅を過ごしてください!

修学旅行第3日目 No.4

 

 宿舎に到着し、夕食時には津軽三味線の生演奏を聴くことができました。生徒たちは、美しい音色に感動している様子でした。生徒の皆さん、明日は修学旅行最終日です。疲れが溜まってきてると思いますが、今日はゆっくり休んであと1日頑張りましょう!

修学旅行第3日目 No.3

   

 午後に無事青森に入り、三内丸山遺跡を見学してきました。縄文時代の文化に触れることができました。

修学旅行第3日目 No.2

 

 天気にも恵まれ、午前中の班別自主研修を無事に終えて、駅に全員集合しました。これから、新幹線で青森へ向かいます。生徒たちは疲れも見せず、元気いっぱいです。

ロボットアイデア甲子園東北大会 最優秀賞受賞!

 10月22日(土)に宮城県名取市で行われた、2022年度ロボットアイデア甲子園東北大会にて、2年2組の菊地和奏さんが最優秀賞を受賞しました。

 ロボットアイデア甲子園とは、地球環境などの大きな問題から日常生活における些細なことまで、問題を解決するために「こんなロボットがあったらいいな」というロボットを考案し、プレゼンするという大会です。

 ロボットの仕様はもちろん、そのロボットが地域や社会に及ぼす経済効果まで考えて発表します。

 

 菊地さんは、浜辺に流れ着いた海洋ごみが浜辺の景観や環境を破壊しているという問題に対し、カニの形を模したごみ回収ロボットを考案して発表しました。

 審査員の方からは、「とても聞きやすい口調で説明が分かりやすかった。」「ロボットの性能はもちろん、経済効果まで明確に示されていた。」「発表資料がとても見やすく、説明と非常にマッチしていた。」などの評価をいただきました。

 今後は、来年1月28日に大阪府の大阪工業大学にて行われる全国大会に出場します!

修学旅行第3日目 No.1 班別自主研修

 おはようございます。修学旅行3日目は、午前中各班に分かれ事前に計画したコースを元に函館市内班別自主研修に出かけます。生徒の皆さん。函館市内を楽しんできてください。午後は新幹線で青森に入り、三内丸山遺跡を見学する予定です。今日も1日事故なく、かけがえのない時間を過ごしてください。

 

修学旅行第2日目 No.2

 サイロ展望台に到着しました。昼食はジンギスカン鍋です。みんなで美味しくいただきました。

修学旅行第2日目 No.1 朝食

  

 2日目の朝を迎えました。生徒たちは全員元気に朝食を食べています。

 本日の予定は、「ルスツリゾートアクティビティ」⇒「サイロ展望台(昼食)」⇒「函館山夜景観賞」になっています。

修学旅行第1日目 No.2


ただいま、函館北斗駅に到着しました。これから、バスでウポポイに向かいます。

電気回路「自分たちで問題を作る授業」

 10月21日(金)1校時目に、情報システム科1年2組の「電気回路」の時間で、アクティブ・ラーナーによる公開授業が行われました。テーマは「磁器回路の問題を作ろう!」。問題を解くのではなく、自分たちで問題を作ってみようという内容でした。

 生徒の皆さんはいくつかのグループに分かれ、「易しい問題」「普通の問題」「難しい問題」の3段階の問題づくりに挑戦しました。最初に、グループに1つずつ公式が与えられ、その公式を用いた磁器回路の問題を作ります。

 まずは個人で問題を考え、グループの人たちと共有します。

個人で問題を作る

 次にグループで1つずつ問題を選びます。

グループで考える 問題を1つずつ選ぶ

 最後に、問題を発表します。何をどのように難しくしたのかを解説します。

発表する 解説をする

 作った問題はgoogle classroomでみんなに出題!(復習も兼ねています。定期テストに採用されるかも!?)

 自分で問題を作ることで、間違えやすい点や難しくできたり易しくできたりする際のポイントが分かるようになります。そして、再び問題を解く側になった時には、磁器回路の問題でどういう点に気をつければよいかが分かるのです。

 ある生徒は、「答えと矛盾がないように問題を作るのが難しく、本当に理解していないとできないと思った。」と感想を述べていました。たまには出題する側になるのも勉強になりますね。

※アクティブ・ラーナーとは・・・ここでは、「生徒が主体的・対話的に学ぶ授業形態(アクティブ・ラーニング)を学校全体で研究するために推進役を担っている本校の先生」のことを指します。

科学と人間生活「自然災害について考える授業」

 10月18日(火)1年3組の「科学と人間生活」においてアクティブラーニングの授業実践が行われました。

 近年、環境問題や異常気象が多くなる中、「自然災害」から考えられる語句や図を書き、関連すると思うものを線で繋げていき、そこからSDGsのどの開発目標にあたるかシールを貼りました。

 生徒たちは、今まで学習してきた内容を振り返りSDGsの開発目標と関連付けることで新たな気づきや人がどのように自然環境に変化をもたらしているかなど様々な視点から学ぶことができました。今日の学習を通して自分たちにできることや課題を解決するためにどのようにしていかなければ考えてほしいと思います。

  

            

創立60周年

 本校は昭和37年の開校以来、「自立・協働・実践」の校訓のもと産業界のエンジニアの育成に努め、地域に根ざした学校として歩んできました。卒業生は12,000名を超え、様々な分野で活躍されています。
 今年で創立60周年を迎えるにあたり、11月5日(土)に、二本松市民会館で記念式典が開催されます。現在、同窓会を中心とした創立60周年記念事業実行委員会で最終準備を進めているところです。
 なお、当日午後には松工として最後となる文化祭「くろがね祭」の開祭式、翌6日(日)に一般公開(招待制)が行われる予定になっています。

「二本松実業高校」体験入学

 8月4日(木)、来年度新設される二本松実業高等学校の中学生体験入学が本校で開催されました。感染症対策のため、時間を短縮し2回に分けての実施としましたが、多くの中学生と保護者の方々に参加して頂きました。

 全体会では、学校・各学科の特色や入学者選抜に関する説明を行い、その後希望学科ごとの班に分かれてからは、実習の様子や製作作品を見たり、実際に体験実習を行ったりと、紙面や映像だけでは感じることのできない、生のものづくりの楽しさを実感していただきました。

【見学・体験学習の内容】
 機械システム科 旋盤体験、作品等展示・紹介、ロボドリル
 情報システム科 電気工事実技、マイコン制御、高圧実験、マイコンカーラリー(MCR)
 都市システム科 地図づくり体験学習、木材加工見学、課題研究動画紹介、製図見学
 生活文化科(仮称) 折り紙をとおした造形表現技術 -保育検定にLet's try-

第1学期終業式

 7月20日(水)、第1学期終業式が新型コロナ再拡大を考慮し放送により実施されました。1学期中の各種表彰者の紹介の後、式の中で校長先生からは以下の講話がありました。

「関係性と自己実現」
 各種データからその関係性を予測・推定することはできるが、人間関係においてはそれらをグラフや式で表すことはできない。そのため、関心を持って相手の話を聞き、理解・共感・寄り添うこと、誠意をもって相手の身に立ち、労を惜しまない行動をすることが大切で、それにより関係性に良い変化をもたらすことができる。
 先日ラジオ福島の番組に本校生が出演し、自分の具体的な夢を語っていたが、夢を言えることは頼もしく、これも一つの自己表現で、自己実現につながるものである。3年生は進路実現に向けて本腰を入れ、1・2年生もやることを決めて夏休みを過ごしてほしい。

 また、生徒指導部からは水の事故防止、スマホ・SNSの利用、悩みを相談する大切さなど夏休みに向けての注意事項について話がありました。
 8月24日に第2学期始業式があります。充実した夏休みを過ごし自己実現に向けて成長した姿を見せてほしいと思います。

カヌー部 インターハイ・国体出場決定!

 6月に行われた第68回福島県高等学校体育大会で、カヌー部が2種目で全国高校総体(インターハイ)の出場権を獲得し、また、先週開催された第49回東北総合体育大会(国民体育大会東北ブロック大会)でも1種目で国民体育大会の出場権を獲得しました。
 全国高校総体カヌー競技は、8月2日から6日まで香川県坂出市「府中湖カヌー競技場」で、国民体育大会カヌー競技は、10月1日から4日まで栃木県栃木市「谷中湖特設カヌー競技場」で行われます。ともに活躍を期待したいと思います。応援をよろしくお願いします。

 <全国高校総体出場選手>
  機械システム科2年 髙橋  昊 君 (男子カナディアンシングル・カナディアンペア)
  機械システム科2年 鈴木 志苑 君 (男子カナディアンペア)
 <国民体育大会出場選手>
  都市システム科3年 髙橋 一真 君 (少年男子カナディアンシングル)

中学生体験入学のお知らせ

 令和5年4月に開校する福島県立二本松実業高等学校の体験入学を8月4日(木)に実施します。参加を希望される生徒、先生、保護者の皆さんは中学校を通じてお申し込みください。各中学校におかれましては、お手数ですが案内・申込用紙をダウンロードし、参加者を集約の上申込みをお願いします。

(申込締切り:7月14日(木))<担当:二本松工業高校総務部>

 

R4_松工体験入学案内.pdf

R4_二本松実業体験入学参加申込書.xlsx

(来場者用)健康状態確認書.pdf

令和4年度ふくしま創生サミットに参加しました

 4月28日(金)、「令和4年度ふくしま創生サミット」がオンライン形式で開催され、本校から都市システム科の3年生2名が参加しました。「ふくしま創生サミット」は、県内の各県立高校で行われている「地域課題探究活動」の取り組みを発表そして共有する場として、福島県教育委員会が主催しました。

午前中の部では、地区ごとに複数のグループに分かれ、各校が取り組んだ地域課題探究活動を発表。

他校の取り組みについても学び、自分たちにはない多様な視点があることに気づきました。午後の部でもグループに分かれ、「復興・創生に向けた、ふくしまの良さを伝える方法」をテーマについて話し合いをし、「SNSなどのメディアを用いた発信が効果的」「それを拡散していくためにはどうすればいいか」などの意見交換が行われました。

 今回の「ふくしま創生サミット」において本校からは、昨年度までに取り組んできた「令和元年の台風19号による阿武隈川の水害を土木工学・都市工学という観点における探究活動」を発表。防災マップが描かれた「防災教育用木製パズル」を製作したことを披露し、幼児期からの防災・減災教育の必要性を訴えました。さらには、「インフラの復興」が今後の福島の復興・創生に繋がるという考えから、卒業後、実社会で通用する即戦力の人となれるよう高校生活を送っているのだという想いも、他校のみなさんに伝えました。

 

 今回の「ふくしま創生サミット」への参加を通じて、他校の取り組みを参考にし、そこから地域課題解決に向けたヒントを見出し、さらに探究活動を充実させ、地域に貢献できる人になっていってほしいと期待します。

 

<参加生徒2名の感想>

須田 脩平さん(都市システム科3年)

「県内の高校生たちとの話し合いで、様々なアイディアに触れることができました。普段できないような体験ができ素晴らしい経験になりました。それを生かして、福島県や地域がよりよくなるために貢献できる人材になりたいです。」

 水田 秀さん(都市システム科3年)

「県内の様々な高校生たちと意見交換をしながら、福島の復興に向けて話し合えたことがとてもよかったです。そこから学んだことは地域の人たちと直接交流し、様々なメディアを用いて情報発信を行い、福島の復興に貢献していくことが大切だと気付きました。」

  

令和4年度入学式

 4月11日(月)、桜満開の中本校第61回入学式を市の御協力により二本松市民会館で開催しました。

 3学科合わせて86名の新入生に対し、佐藤正道校長が、新入生が社会で活躍する頃にはSociety5.0と呼ばれる新たな社会になるが、正しく判断する力、感動する心、思いやりの心は一層大切になることや、大谷翔平選手を例に「挑戦が力を生み、継続が力を強くする」とエールが送られました。また、県議会議員:遊佐久男様、二本松市長:三保恵一様、父母と教師の会会長:鈴木守様、同窓会会長:丹治茂雄様より御祝辞をいただきました。

 新入生代表の渡邊光輝君(都市システム科)が「勉学はもちろん部活動や資格取得にも本気で取り組み本校の名声を高める努力をしたい」と誓いの言葉を述べました。

 二本松工業高等学校として最後の入学生となる86名の今後3年間の努力と成長が楽しみです。

令和4年度着任式・第1学期始業式

 4月8日(金)に着任式、第1学期始業式が行われました。始業式の中で校長先生からは以下の講話がありました。

〇「頼まれごとは試されごと」
 この4月から新しい肩書となる。声をかけられるのはそれにふさわしいからで、快く引き受け積極的思考でチャレンジをしてほしい。相手の予測を上回る結果を出せば、喜ばれ好かれ頼られる。それが楽しくなり自信になるという好循環が生まれ、一目置かれて圧倒的支持を受けることができる。

〇「後工程はお客様」
 靴をそろえる、使用後に水回りをきれいにするなど、自分だけではなく次の人が気持ちよく使えるように意識してほしい。丁寧な生活は心が整い人間の質が上がる。ぜひ3か月間試してみてほしい。

〇「自己表現・グループ表現」
 今年度は創立60周年記念行事、文化祭「くろがね祭」がある。行事を通して、のびのびと自己表現やグループ表現に努めてほしい。

 4月11日には入学式が行われ新入生を迎えます。今年度もコロナ禍のスタートとなりましたが、新しい生活様式を意識し、学習、部活動、資格取得等何事にも全力で取り組み、松工としての最後の一年を過ごしてほしいと思います。

第3学期終業式

 3月15日(火)に第3学期終業式が行われました。今年度も新型コロナに振り回された1年となり、終業式も放送により実施されました。校長先生からは以下の講話がありました。 

・感染対策として、よく考えて行動することが大事である。「新型コロナ感染対策家庭内総点検チェックリスト」を使って家族で総点検をしてほしい。
・震災から11年、1年生は遠足で、2年生は修学旅行で被災地を訪問した。命や日常の尊さに向き合った気持ちを持ち続け、風化させないように自らが語り部となってほしい。
・世界では今、心が痛む映像が流れ、どうしたら平和になるのか考えさせられる。人間力を高め、平和の作り手になってほしい。
・4月からは新しい役割、立場、肩書となる。声がかかった時には快く引き受けてほしい。「頼まれごとは試されごと」。相手の予測を上回る結果を出せば、皆が喜び、頼られるようになる。そして楽しくなり自信になるという好循環が生まれる。頼まれることはチャンスととらえよう。
・新年度は一致団結して松工としての有終の美を飾ろう。

 第1学期始業式は4月8日(金)です。3月30日(水)には離任式が予定されています。春季休業中は十分な感染対策を行うのはもちろん、この1年をしっかり振り返り、新たな心構えで新年度を迎えてほしいと思います。

第58回卒業式

 3月1日(火)、二本松市民会館において卒業式が挙行されました。まん延防止等重点措置期間中のため、残念ながら来賓の招待は行わず、在校生の参加も送辞代表者のみの開催となりました。
 118名の卒業生へ卒業証書が授与された後、佐藤正道校長より、様々な制約の下でも何事も全力で取り組んだ3年間の姿を称え、今後もものづくりの見方・考え方を生かして常に新しい目標に挑戦し、そして感謝の気持ちを忘れないようにとの式辞がありました。
 在校生を代表して生徒会長の佐藤拓海君が卒業生への感謝の気持ちを送辞で延べ、卒業生を代表して前生徒会長の渡邊力斗君が、友人や先生方そして保護者へ感謝の思いと、在校生はしっかり伝統を受け継いでほしいと答辞を述べました。
 前日の表彰式では、こちらも卒業生のみの実施となりましたが、終了後のホームルーム中に野球部生徒が中庭テニスコートから、卒業生、3学年担任へ熱いエールを送る感動的なサプライズがありました。
 卒業生はこの3年間で大きな成長を遂げました。卒業式で見られた数多くの涙が、学校生活の充実ぶりを表しているようでした。新たな職場や学校でこの学校で培った松工魂を大いに発揮してくれることでしょう。

生徒作品ディスプレイ

 工業高校生は、専門科目の授業である「実習」や「課題研究」等で様々な作品を製作しており、松工でも3科それぞれで特色あるものづくりに取り組んでいます。
 来校されるお客様や保護者の方々にも具体的な製作作品や研究の成果を見ていただけるように、常設の展示スペースを設けました。場所は1階事務室前と2階校長室横の2カ所です。また、実習棟の廊下にも各科で作品の展示や情報の紹介をしています。ぜひ来校された際にゆっくり御覧ください。

校長室横
校長室横 校長室横 事務室前
実習棟1階 実習棟2階 実習棟1階

令和3年度「第13回課題研究発表会」

 工業高校で学ぶ知識や技術を活かしたものづくりの成果を発表する、3年間の総決算「課題研究発表会」が、1月14日(金)に二本松市民会館で実施されました。
 各学科内での発表会を経て6班の代表によるプレゼンテーションで、学科の特長をふまえた研究、創意工夫やトライ&エラーを経ての製作、企業や幼稚園など地域との連携、今回のテーマでもあるSDGsの視点を意識した取り組みなど、幅広い視点のもとで工夫された実演や演出が見られました。
 3年生の皆さんは、実社会に出てからも即戦力として活躍できるスキルを身につけていることが実感できる素晴らしい発表でした。1・2年生も今後の学習に向けて意欲を高めるきっかけになったと思います。発表内容はプレゼン順に以下の通りです。

都市システム科
「構造物を後世に残していくためにすること~校舎の⾧寿命化への提案~」
 (※イノベーション人材育成事業)

情報システム科
「ゲーム制作」
機械システム科
「半自動たこ焼き機の製作」
都市システム科
「子供達の成⾧への1ピース~玩具を使った防災教育~」
情報システム科
「LEDでイルミネーション~人材育成事業~」
 (※イノベーション人材育成事業)

機械システム科
「ピンボールマシンの製作」


なお、発表内容の詳細はこちらをご覧ください。
https://nihonmatsu-th.fcs.ed.jp/wysiwyg/file/download/1/882

大玉村立大山小学校6年生の皆さんより

 持続可能な社会に向けた産業教育充実事業「専門高校生による小中学生体験学習応援事業」で10月26日(火)に来校し、体験学習をしていただいた大玉村立大山小学校6年生の皆さんより素晴らしいお礼の手紙が届きました。早速掲示させていただきましたが、在校生、教職員はもちろん、来校のお客様が足を止めご覧になっている光景がよく見られます。
 この体験学習事業で、普段の校内での作品制作とは全く違った感動や、ものづくりの満足感を得ていただいたようで大変うれしく思います。ありがとうございました。
 引き続き様々な形で工業高校の魅力発信に取り組んでいきます。

第2学期終業式

 12月22日(水)に第2学期終業式、賞状伝達式が行われました。校長先生からは、

・名前を呼ばれたとき、何かをしてもらったとき、間違ってしまったとき、困っている人を見かけたときなど、あいさつや一言をしっかり言える人は、周囲から好かれる人間になる。
・2学期後半は行事等が大変多い中生徒が良く努力し、特にバドミントン部の県大会3位・東北大会(1月)出場権獲得、進路決定では就職決定100%に続き進学で松工初となる会津大学合格など、努力の積み重ねは報われることを証明してくれた。
・資格取得でジュニアマイスター到達者が多い。引き続き取得できる資格を見つけてどんどんチャレンジしてほしい。
・冬休みの宿題として「SDGs」について調べ、未来に向けて人生を切り開くきっかけとしてほしい。
との講話がありました。

 3学期始業式は1月11日(火)です。充実した冬季休業を過ごし、締めくくりの3学期を迎えてほしいと思います。

バドミントン部 東北大会出場決定!

 福島県高等学校新人体育大会が、県内各地で秋口から行われています。本校は、バドミントン部が男子学校対抗で激戦を勝ち抜いて3位入賞を果たし、昨年に続き2年連続での東北大会出場権を獲得しました。県北地区第1代表としての実力を発揮するとともに、ふたば未来学園高、帝京安積高に次いでの3位は数字以上の価値があると思います。
 「第50回全国高等学校選抜バドミントン大会東北地区予選会」は、1月20日から23日まで、岩手県「花巻市総合体育館」で行われます。2年生にとっては、先日修学旅行で訪問した地に、形を変えてのうれしい『凱旋』となります。
 東北大会でも松工魂の発揮を期待しましょう!

 

<出場予定選手>

機械システム科2年 高 橋 歩 夢 君
都市システム科2年 佐久間 健 大 君
機械システム科2年 佐 藤   颯 君
機械システム科2年 大 内 雅 也 君
都市システム科2年 石 井 政 人 君
都市システム科2年 廣 瀨 光 義 君
機械システム科1年 菅 本 真 矢 君
都市システム科2年 遊 佐 龍 世 君