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2023年2月の記事一覧

ロボットアイデア甲子園 全国2位に輝く!

2023年1月28日に大阪工業大学にて行われたロボットアイデア甲子園全国大会に出場した、

本校情報システム科2年の菊地和奏さんが「準優秀賞」を受賞しました!

 

ロボットアイデア甲子園とは、「こんなロボットがあれば世の中がもっと便利になるだろう」というロボットのアイデアを考案し発表する大会です。

菊地さんは、海洋ごみが浜辺に流れ着く問題から、自分で分別しながらごみ回収を行うロボットを考案しました。

 

全国大会では全国各地の地方大会を勝ち進んだ25名の学生が集まり、考案したアイデアをプレゼンしていきます。

はじめに一次審査として80秒のポスターセッションがあり、そこから選ばれた10名が最終審査に進出します。

最終審査では、パワーポイントを用いて5分間のプレゼンテーションを行い、その後に審査員からの質疑応答がありました。

審査のポイントは、発表資料やプレゼンの様子、質疑応答の正確さ、アイデアとビジネスの関係など、多くの審査基準が設けられています。菊地さんは当日の発表の素晴らしさはもちろんのこと、アイデアでも多くの面で高評価をいただき、準優秀賞に輝きました。

 

以下に菊地さんのコメントを紹介します。

「私は、せっかく工業高校に入ったのだから工業高校らしいことがしてみたいと思ってロボットアイデア甲子園に参加しました。東北大会で最優秀賞を受賞して全国大会出場が決まったとき、受賞の喜びと同時に自分のアイデアが通用するのかという不安も感じました。特に、ロボットを動かす機構上の仕組みとロボット販売によるビジネスモデルの考案が非常に難しく、何度も先生と相談しながら準備を進めました。発表練習は一日に何度も行い、抑揚のつけ方、間の取り方、声色の変化などを重点的に練習しました。

 大会当日は、ほかの参加者の堂々とした発表を聞いてすごく緊張しました。しかし、自分のやってきたことに自信を持って臨み、練習の成果を出し切ることができました。準優秀賞で自分の名前が呼ばれた瞬間、これまでやってきたことは間違いじゃなかったと強く思いました。

 ロボットアイデア甲子園を通じて、プレゼンテーションの楽しさや可能性を体感しました。今年の8月には次年度の大会が始まっていきます。私が体験したことを生かして次に挑戦する人には頑張ってほしいです。

 最後に、今回の大会に参加するにあたり、指導してくれた先生をはじめ、多くの先生方や友人、家族の協力があったからこそ、全国2位という結果を残すことができました。本当にありがとうございました。」