学校トピックス

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令和4年度ふくしま創生サミットに参加しました

 4月28日(金)、「令和4年度ふくしま創生サミット」がオンライン形式で開催され、本校から都市システム科の3年生2名が参加しました。「ふくしま創生サミット」は、県内の各県立高校で行われている「地域課題探究活動」の取り組みを発表そして共有する場として、福島県教育委員会が主催しました。

午前中の部では、地区ごとに複数のグループに分かれ、各校が取り組んだ地域課題探究活動を発表。

他校の取り組みについても学び、自分たちにはない多様な視点があることに気づきました。午後の部でもグループに分かれ、「復興・創生に向けた、ふくしまの良さを伝える方法」をテーマについて話し合いをし、「SNSなどのメディアを用いた発信が効果的」「それを拡散していくためにはどうすればいいか」などの意見交換が行われました。

 今回の「ふくしま創生サミット」において本校からは、昨年度までに取り組んできた「令和元年の台風19号による阿武隈川の水害を土木工学・都市工学という観点における探究活動」を発表。防災マップが描かれた「防災教育用木製パズル」を製作したことを披露し、幼児期からの防災・減災教育の必要性を訴えました。さらには、「インフラの復興」が今後の福島の復興・創生に繋がるという考えから、卒業後、実社会で通用する即戦力の人となれるよう高校生活を送っているのだという想いも、他校のみなさんに伝えました。

 

 今回の「ふくしま創生サミット」への参加を通じて、他校の取り組みを参考にし、そこから地域課題解決に向けたヒントを見出し、さらに探究活動を充実させ、地域に貢献できる人になっていってほしいと期待します。

 

<参加生徒2名の感想>

須田 脩平さん(都市システム科3年)

「県内の高校生たちとの話し合いで、様々なアイディアに触れることができました。普段できないような体験ができ素晴らしい経験になりました。それを生かして、福島県や地域がよりよくなるために貢献できる人材になりたいです。」

 水田 秀さん(都市システム科3年)

「県内の様々な高校生たちと意見交換をしながら、福島の復興に向けて話し合えたことがとてもよかったです。そこから学んだことは地域の人たちと直接交流し、様々なメディアを用いて情報発信を行い、福島の復興に貢献していくことが大切だと気付きました。」

  

令和4年度入学式

 4月11日(月)、桜満開の中本校第61回入学式を市の御協力により二本松市民会館で開催しました。

 3学科合わせて86名の新入生に対し、佐藤正道校長が、新入生が社会で活躍する頃にはSociety5.0と呼ばれる新たな社会になるが、正しく判断する力、感動する心、思いやりの心は一層大切になることや、大谷翔平選手を例に「挑戦が力を生み、継続が力を強くする」とエールが送られました。また、県議会議員:遊佐久男様、二本松市長:三保恵一様、父母と教師の会会長:鈴木守様、同窓会会長:丹治茂雄様より御祝辞をいただきました。

 新入生代表の渡邊光輝君(都市システム科)が「勉学はもちろん部活動や資格取得にも本気で取り組み本校の名声を高める努力をしたい」と誓いの言葉を述べました。

 二本松工業高等学校として最後の入学生となる86名の今後3年間の努力と成長が楽しみです。

令和4年度着任式・第1学期始業式

 4月8日(金)に着任式、第1学期始業式が行われました。始業式の中で校長先生からは以下の講話がありました。

〇「頼まれごとは試されごと」
 この4月から新しい肩書となる。声をかけられるのはそれにふさわしいからで、快く引き受け積極的思考でチャレンジをしてほしい。相手の予測を上回る結果を出せば、喜ばれ好かれ頼られる。それが楽しくなり自信になるという好循環が生まれ、一目置かれて圧倒的支持を受けることができる。

〇「後工程はお客様」
 靴をそろえる、使用後に水回りをきれいにするなど、自分だけではなく次の人が気持ちよく使えるように意識してほしい。丁寧な生活は心が整い人間の質が上がる。ぜひ3か月間試してみてほしい。

〇「自己表現・グループ表現」
 今年度は創立60周年記念行事、文化祭「くろがね祭」がある。行事を通して、のびのびと自己表現やグループ表現に努めてほしい。

 4月11日には入学式が行われ新入生を迎えます。今年度もコロナ禍のスタートとなりましたが、新しい生活様式を意識し、学習、部活動、資格取得等何事にも全力で取り組み、松工としての最後の一年を過ごしてほしいと思います。