学校トピックス

電気回路「自分たちで問題を作る授業」

 10月21日(金)1校時目に、情報システム科1年2組の「電気回路」の時間で、アクティブ・ラーナーによる公開授業が行われました。テーマは「磁器回路の問題を作ろう!」。問題を解くのではなく、自分たちで問題を作ってみようという内容でした。

 生徒の皆さんはいくつかのグループに分かれ、「易しい問題」「普通の問題」「難しい問題」の3段階の問題づくりに挑戦しました。最初に、グループに1つずつ公式が与えられ、その公式を用いた磁器回路の問題を作ります。

 まずは個人で問題を考え、グループの人たちと共有します。

個人で問題を作る

 次にグループで1つずつ問題を選びます。

グループで考える 問題を1つずつ選ぶ

 最後に、問題を発表します。何をどのように難しくしたのかを解説します。

発表する 解説をする

 作った問題はgoogle classroomでみんなに出題!(復習も兼ねています。定期テストに採用されるかも!?)

 自分で問題を作ることで、間違えやすい点や難しくできたり易しくできたりする際のポイントが分かるようになります。そして、再び問題を解く側になった時には、磁器回路の問題でどういう点に気をつければよいかが分かるのです。

 ある生徒は、「答えと矛盾がないように問題を作るのが難しく、本当に理解していないとできないと思った。」と感想を述べていました。たまには出題する側になるのも勉強になりますね。

※アクティブ・ラーナーとは・・・ここでは、「生徒が主体的・対話的に学ぶ授業形態(アクティブ・ラーニング)を学校全体で研究するために推進役を担っている本校の先生」のことを指します。