学校トピックス

学校トピックス

創立60周年

 本校は昭和37年の開校以来、「自立・協働・実践」の校訓のもと産業界のエンジニアの育成に努め、地域に根ざした学校として歩んできました。卒業生は12,000名を超え、様々な分野で活躍されています。
 今年で創立60周年を迎えるにあたり、11月5日(土)に、二本松市民会館で記念式典が開催されます。現在、同窓会を中心とした創立60周年記念事業実行委員会で最終準備を進めているところです。
 なお、当日午後には松工として最後となる文化祭「くろがね祭」の開祭式、翌6日(日)に一般公開(招待制)が行われる予定になっています。

「二本松実業高校」体験入学

 8月4日(木)、来年度新設される二本松実業高等学校の中学生体験入学が本校で開催されました。感染症対策のため、時間を短縮し2回に分けての実施としましたが、多くの中学生と保護者の方々に参加して頂きました。

 全体会では、学校・各学科の特色や入学者選抜に関する説明を行い、その後希望学科ごとの班に分かれてからは、実習の様子や製作作品を見たり、実際に体験実習を行ったりと、紙面や映像だけでは感じることのできない、生のものづくりの楽しさを実感していただきました。

【見学・体験学習の内容】
 機械システム科 旋盤体験、作品等展示・紹介、ロボドリル
 情報システム科 電気工事実技、マイコン制御、高圧実験、マイコンカーラリー(MCR)
 都市システム科 地図づくり体験学習、木材加工見学、課題研究動画紹介、製図見学
 生活文化科(仮称) 折り紙をとおした造形表現技術 -保育検定にLet's try-

第1学期終業式

 7月20日(水)、第1学期終業式が新型コロナ再拡大を考慮し放送により実施されました。1学期中の各種表彰者の紹介の後、式の中で校長先生からは以下の講話がありました。

「関係性と自己実現」
 各種データからその関係性を予測・推定することはできるが、人間関係においてはそれらをグラフや式で表すことはできない。そのため、関心を持って相手の話を聞き、理解・共感・寄り添うこと、誠意をもって相手の身に立ち、労を惜しまない行動をすることが大切で、それにより関係性に良い変化をもたらすことができる。
 先日ラジオ福島の番組に本校生が出演し、自分の具体的な夢を語っていたが、夢を言えることは頼もしく、これも一つの自己表現で、自己実現につながるものである。3年生は進路実現に向けて本腰を入れ、1・2年生もやることを決めて夏休みを過ごしてほしい。

 また、生徒指導部からは水の事故防止、スマホ・SNSの利用、悩みを相談する大切さなど夏休みに向けての注意事項について話がありました。
 8月24日に第2学期始業式があります。充実した夏休みを過ごし自己実現に向けて成長した姿を見せてほしいと思います。

カヌー部 インターハイ・国体出場決定!

 6月に行われた第68回福島県高等学校体育大会で、カヌー部が2種目で全国高校総体(インターハイ)の出場権を獲得し、また、先週開催された第49回東北総合体育大会(国民体育大会東北ブロック大会)でも1種目で国民体育大会の出場権を獲得しました。
 全国高校総体カヌー競技は、8月2日から6日まで香川県坂出市「府中湖カヌー競技場」で、国民体育大会カヌー競技は、10月1日から4日まで栃木県栃木市「谷中湖特設カヌー競技場」で行われます。ともに活躍を期待したいと思います。応援をよろしくお願いします。

 <全国高校総体出場選手>
  機械システム科2年 髙橋  昊 君 (男子カナディアンシングル・カナディアンペア)
  機械システム科2年 鈴木 志苑 君 (男子カナディアンペア)
 <国民体育大会出場選手>
  都市システム科3年 髙橋 一真 君 (少年男子カナディアンシングル)

中学生体験入学のお知らせ

 令和5年4月に開校する福島県立二本松実業高等学校の体験入学を8月4日(木)に実施します。参加を希望される生徒、先生、保護者の皆さんは中学校を通じてお申し込みください。各中学校におかれましては、お手数ですが案内・申込用紙をダウンロードし、参加者を集約の上申込みをお願いします。

(申込締切り:7月14日(木))<担当:二本松工業高校総務部>

 

R4_松工体験入学案内.pdf

R4_二本松実業体験入学参加申込書.xlsx

(来場者用)健康状態確認書.pdf

令和4年度ふくしま創生サミットに参加しました

 4月28日(金)、「令和4年度ふくしま創生サミット」がオンライン形式で開催され、本校から都市システム科の3年生2名が参加しました。「ふくしま創生サミット」は、県内の各県立高校で行われている「地域課題探究活動」の取り組みを発表そして共有する場として、福島県教育委員会が主催しました。

午前中の部では、地区ごとに複数のグループに分かれ、各校が取り組んだ地域課題探究活動を発表。

他校の取り組みについても学び、自分たちにはない多様な視点があることに気づきました。午後の部でもグループに分かれ、「復興・創生に向けた、ふくしまの良さを伝える方法」をテーマについて話し合いをし、「SNSなどのメディアを用いた発信が効果的」「それを拡散していくためにはどうすればいいか」などの意見交換が行われました。

 今回の「ふくしま創生サミット」において本校からは、昨年度までに取り組んできた「令和元年の台風19号による阿武隈川の水害を土木工学・都市工学という観点における探究活動」を発表。防災マップが描かれた「防災教育用木製パズル」を製作したことを披露し、幼児期からの防災・減災教育の必要性を訴えました。さらには、「インフラの復興」が今後の福島の復興・創生に繋がるという考えから、卒業後、実社会で通用する即戦力の人となれるよう高校生活を送っているのだという想いも、他校のみなさんに伝えました。

 

 今回の「ふくしま創生サミット」への参加を通じて、他校の取り組みを参考にし、そこから地域課題解決に向けたヒントを見出し、さらに探究活動を充実させ、地域に貢献できる人になっていってほしいと期待します。

 

<参加生徒2名の感想>

須田 脩平さん(都市システム科3年)

「県内の高校生たちとの話し合いで、様々なアイディアに触れることができました。普段できないような体験ができ素晴らしい経験になりました。それを生かして、福島県や地域がよりよくなるために貢献できる人材になりたいです。」

 水田 秀さん(都市システム科3年)

「県内の様々な高校生たちと意見交換をしながら、福島の復興に向けて話し合えたことがとてもよかったです。そこから学んだことは地域の人たちと直接交流し、様々なメディアを用いて情報発信を行い、福島の復興に貢献していくことが大切だと気付きました。」

  

令和4年度入学式

 4月11日(月)、桜満開の中本校第61回入学式を市の御協力により二本松市民会館で開催しました。

 3学科合わせて86名の新入生に対し、佐藤正道校長が、新入生が社会で活躍する頃にはSociety5.0と呼ばれる新たな社会になるが、正しく判断する力、感動する心、思いやりの心は一層大切になることや、大谷翔平選手を例に「挑戦が力を生み、継続が力を強くする」とエールが送られました。また、県議会議員:遊佐久男様、二本松市長:三保恵一様、父母と教師の会会長:鈴木守様、同窓会会長:丹治茂雄様より御祝辞をいただきました。

 新入生代表の渡邊光輝君(都市システム科)が「勉学はもちろん部活動や資格取得にも本気で取り組み本校の名声を高める努力をしたい」と誓いの言葉を述べました。

 二本松工業高等学校として最後の入学生となる86名の今後3年間の努力と成長が楽しみです。

令和4年度着任式・第1学期始業式

 4月8日(金)に着任式、第1学期始業式が行われました。始業式の中で校長先生からは以下の講話がありました。

〇「頼まれごとは試されごと」
 この4月から新しい肩書となる。声をかけられるのはそれにふさわしいからで、快く引き受け積極的思考でチャレンジをしてほしい。相手の予測を上回る結果を出せば、喜ばれ好かれ頼られる。それが楽しくなり自信になるという好循環が生まれ、一目置かれて圧倒的支持を受けることができる。

〇「後工程はお客様」
 靴をそろえる、使用後に水回りをきれいにするなど、自分だけではなく次の人が気持ちよく使えるように意識してほしい。丁寧な生活は心が整い人間の質が上がる。ぜひ3か月間試してみてほしい。

〇「自己表現・グループ表現」
 今年度は創立60周年記念行事、文化祭「くろがね祭」がある。行事を通して、のびのびと自己表現やグループ表現に努めてほしい。

 4月11日には入学式が行われ新入生を迎えます。今年度もコロナ禍のスタートとなりましたが、新しい生活様式を意識し、学習、部活動、資格取得等何事にも全力で取り組み、松工としての最後の一年を過ごしてほしいと思います。